ICO投資ファンド”ICO FUND”を設立したサイブリッジ水口CEOに突撃

ICO専門の投資ファンド”ICO FUND”を持つサイブリッジグループ株式会社の会長兼CEOの水口氏とはどんな人物なのだろうかー。

西新宿にあるビル、新宿フロントタワーの中にサイブリッジグループのオフィスはある。水口氏はまだ30代半ばながらも起業家としての歴史は長い。19歳の時に学生結婚をしており、その時に起業しているからだ。今回ICO NEWSでは2017年10月20日のイベント登壇に先駆けて水口氏にICO FUNDについて伺った。

ICO FUNDを立ち上げた経緯

ー一般のベンチャー企業に投資をするファンドはエクイティ調達という形式を取る為、株式を頂く形で投資を行いますが、ICO FUNDではトークンを受け取る形で対応するのですか?

はい、そうです。

ーイベントで共に登壇するGifted Agentの河崎さんが現在COMMONS OSのICOを行っています。ICO FUNDの第一号案件としてこちらに投資された経緯をお教え下さい

河崎さんとは2017年の2月から3月に知り合いました。私が河崎さんの話を聞く中で面白いなと感じたのは国家作りの前提で国家軸が崩壊していく中で小さなコミュニティが増えていく未来を考えていて、そのビジョンが面白いと感じ投資を決めました。

ー国内では前例のないトークンを受け取るというファンドの設立ですが、この事業をはじめたきっかけはございますか?

もともと会社としてビットコインを大量に保有していたこともあり、トークンを通じた形であれば一般的なエクイティ調達では調達できないような面白いプロジェクトを支援できると思いました。そこで2017年9月に1億円規模のICO FUNDを立ち上げました。

ー今の投資実績は?

そもそも、国内でICOをしようと思っている方はそんなに多くないですね。まずは1号案件としてCOMMONS OSに投資しました。

ー国内の企業に限定して投資を考えていますか?

そんなことはありません。もちろん海外でも構いません。

元々中国に関連会社がある為、中国で行われるSCAM*でないICOに投資を行いたいと考えていましたが、丁度9月に発表された中国政府のICO禁止とぶつかってしまいました。そうした事情で国内のみになっています。

*SCAM=詐欺のこと

ーどんな基準でICOするプロジェクトに投資しているのですか?

ICOに対して出資する為に、トークンの価値があがるものに出資したいと考えています。一瞬値上がりしてそのタイミングで売り抜けてなどという短期間ではなく、長期的に保有していても価値が向上するイメージが湧くトークンに投資していきたいと考えています。

例えば河崎さんのCOMMONS OSは一定の経済圏が作られるのでトークンを手放す理由がないと考えていますが、他のプロジェクトなど、単に調達目的にICOを行なう所だと調達後のトークンを保有するメリットが薄いのではと考えています。

ー河崎さんのプロジェクトに関してどのような期待をしていますか?

彼はビジョナリーのタイプだと思っているので、特にマネタイズのサポートができたら良いなと考えています。

ー詐欺でなくても現状のICOは調達金額が大きすぎたりすると言われています。こうしたバブルとも言える状況をどう感じになっていますか?

仮に一瞬で100億円調達することが可能だったとしても、信頼性があって長期的にも信頼してもらえる事業を行なうことがより大切だと考えています。

ー日本の企業と海外の企業のICOで違いを感じることはありますか?

日本人は真面目ですよね。海外の一部の企業で見られるように身内だけでSlackなどを盛り上げて、話題を作り”ノリで”ICOを行なうような会社が日本にはいませんよね。

明らかに調達ができそうであるにも関わらず。そうした違いが真面目なICOにも出ているように感じますね。

ー最後に。どのようなICOに関心がありますか?

つまらないICOには興味がないです。今の暗号通貨の世界のように、既存の中央銀行の仕組みからの脱中央集権化が可能になるシステムを面白がるアーリーアダプター達は面白いと思っていて、そうした人達・プロジェクトに投資していきたいですね。

イベント開催のお知らせ

取材にお答えいただいた水口さんと、ICO FUNDとして実際に投資を行ったCOMMONS OSの河崎さんとの対談イベントが2017年10月20日に開催される。詳細は以下を参照していただき、ぜひお越しいただきたい。

※まだ若干チケットのご用意がございます。(2017年10月19日20時現在)

LINK:サイブリッジ株式会社 / ICO FUND

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