AnyPayがICOコンサルティングを手掛けた「bread」と「drivezy」の2社のICOが発表

AnyPay株式会社(以下AnyPay)が2017年10月5日に虎ノ門ヒルズにて開催した「ICO Conference」。ICO NEWSでもイベントの取材を行った。当編集部が会場に着いた際には入場待ちの待機列が途切れず開演を遅らすほどの混雑を見せていた。 (We wrote same sentences in English. Jump to half of this article.) その中で以下の2社についてICOが発表された。いずれもAnyPayがICOコンサルティングを手掛けた企業であり海外企業である。 またこの2社に関して、既にVCから投資を受けている企業であるという側面も見逃せない。Gumiの國光氏も講演中に(VCが入ることで)「資金を正しく利用しているかのチェック機能として働く」と表現しており有象無象のICOが並ぶ中ではエクイティ投資が受けられ実サービスが既に動いているという意味がもたらす意味は大きいだろう。 それでは、実際にその2社について見ていこう。 1.Breadwallet サービス名:bread 社名:Breadwinner AG 資本金:7億円 企業情報:数十万人以上のユーザーを抱え、世界の分散型銀行を目指すシリコンバレーの急成長ベンチャー ICO実施時期:2017年11-12月目処 WEBサイト:https:token.breadapp.com (本日サイトオープン。メーリングリストで実施時期など発信。)   発行するトークンについて ...

ICO NEWS Meetup Vol.01 Supported by Starbase開催のお知らせ

ICO NEWSでは2月23日(金)に初となるMeetupを開催することを決定いたしました。 初回の今回はICO NEWS運営元である弊社プロトスター株式会社の提携先企業でスイスのStarbase社のCEO佐藤氏にお越しいただき、実際にICOでの資金調達を行った当事者の視点からお話をしていただきます。 また詐欺が多いなかで、改めて問い直すべきICOの可能性や、海外ブロックチェーン企業の紹介などコンテンツも豊富にご用意しております。 ご関心のある方は、ぜひお申込みください。 ▶イベント詳細 開催場所:STRATUS TOKYO (東京都 港区 北青山 2-9-5, スタジアムプレイス青山 8F) 開催日時:2月23日 19:00- お申込みはこちらのイベントページから。 ※なおこのイベントはICOを含めたスタートアップの資金調達事例の共有や、当事者の意見を聞くイベントであり、トークン販売などの投資行為を勧誘する目的のイベントではございません。

ALIS, Zilla, ファントムエーアイのCEOが集結し語った、ICOの課題点と魅力とは?

10月11日に「ICOってIPOと何が違う?」という記者向け勉強会が開催された。この記事はイベント内のファントムエーアイ株式会社のプレゼンテーションと、最後に行われたパネルディスカッション「ICOの魅力と課題」を書き起こし、編集したものである。 ファントムエーアイ株式会社のICOに触れる前に、ファントムエーアイ社代表取締役である荻野氏が同じく代表取締役を務める財産ネット株式会社について触れておきたい。財産ネット株式会社はプロの投資家が用いるような情報をAIで自動判別させ、週間株価予報を発表することのできるPhantomエンジンを開発している。 このPHANTOMエンジンの技術基盤を用いて行なうプロジェクトがPhantom AI ICOプロジェクトである。どんなICOかというと、週間株価予報のビットコイン版である週間ビットコイン予報を提供するというプロジェクトである。トークンの保有者はこの週間ビットコイン予報などの情報にアクセスできる権限(開発中でもアクセス可能とのこと)が付与される。 なおPhantom AIのプリセールスは10月21日に開始される。発行トークンの価格・総数などは上記表を参考にしていただきたい。 イベントでは上記のファントムエーアイ社以外にも既にクラウドセールを終えた分散型メディアプラットフォームを提供するALIS(ALIS Co., Ltd.)、スマホ/PC上でさまざまなクラウドセールへ簡単に参加できるソリューションを提供するZilla(ZLA Pte. Ltd.)、アンダーソン・毛利・友常法律事務所の河合弁護士が登壇しディスカッションを行った。改めて登壇者をまとめると以下の通りである。 会社名 登壇者名 ICOステータス ALIS 安 昌浩氏 クラウドセール終了 Zilla フィリップス・アバサ氏 プレセール/クラウドセール2017年10月予定 ファントムエーアイ 荻野 調氏 プレセールを10月21日から実施 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 河合 健氏 (以下敬称略) ICOの熱気から日本だけが取り残される -なぜ皆さんはICOを実施しようと思ったのですか? ALIS 安:2つあり、1つ目はウェブメディアを変えるという点だ。2点目はICOで日本だけ取り残されているという実感である。 Zilla フィリップス:2011年の1BTC=800円の時代(記事掲載時点では60万円を突破)からビットコインを買っていて、今年ICOが増えている中でSCAMも増えていて今のサービスを思いついた。ICOで(調達を行なうことで)お金だけでなくファン作りも行なうことができる為、自分達もICOを選んでいる。 ファントムエーアイ 荻野:Phantom AIのプロダクトをある程度利用している為これをビットコインでも使えないかと思った。ICOを選択したことで、プロジェクト単位のクラウドファンディングを行なうことができ、またICOを行なうことで早めにリスクマネーをお返しすることができると考えている。 河合弁護士:投資の民主化が起きていると理解している。プロダクトや事業を応援してくれる人が自らリスクマネーを取る形で参加するICOは、クラウドファンディング的な側面がある。しかしながらクラウドファンディングには流動性はない。世界のマーケットをライバルと捉えた時にある程度の資金を集める必要がありICOは、その一助になると認識している。 また問題は資金を集めた後でモチベーションが下がってしまうことだ。そのためには開発のロードマップを作成し公開することなどが大切だと認識している。 3人しかいないチームで24時間体制を敷いた -ICOの良いところ、そうでない所を教えてください ALIS 安:投資者がファン化して、サービスを磨きをかけられることが可能な点が良いところです。今回海外からもクラウドセールに参加してもらい調達を行ったことで日本のマーケットの脆さを実感したのですが、日本の方からはこのロジックが成り立つのかと、言わばかなりリスクを追求する質問が多かった。それに対して海外からはこのようにPR記事を出すとALISが良くなるなど、ポジティブな意見を聞くことが多かった。どちらも重要な視点であるので、両方出たことが良い塩梅になっていたように感じた。 もう一つあるとすれば、ALISはスタートアップで言えばシードラウンドのベンチャー企業だ。(今回ALISはトータルで)4億円を調達した訳になるのだが、議決権を渡さずに4億円を調達できたことは大きいと感じている。 ICOの大変だった所は、SCAM対策だ。Slackでコミュニティーを作っていたのだがSlack内で(悪質なユーザーが他のユーザーに直接)ダイレクトメールを送って嘘のウォレットアドレスを教えたりしていた。そこでALISは3人のチームだったのに24時間体制にして常時目を光らせてSlackの運営・対応を行っていた。 Zilla フィリップス:当初サービスをシンプルに作ろうと思っていたが、少人数の社内の人間では考えられないようなアイデアをファンから貰ったこと。SCAMが多く、Zillaも偽サイトが作られてしまった。しかもオリジナルのサイトよりも綺麗な見た目で作られてしまい(ユーザーが混同してしまい)対応に苦労した。 河合:送り先のイーサリアムアドレスを偽装する詐欺が横行している。一度失った暗号通貨は現状どの法律で対応するか不明瞭で取り返せないという認識だ。また今後はKYCのプロセスをどういう風に行っていくかが重要となっていく認識でいる。デジタルアセットと呼ぶ形式に対しての法規制はほぼ各国ともないと認識している。 ファントムエーアイ 荻野:Slackなどのコミュニティー内での質問のレベルが上がってきているのを感じている。以前のICOはQ&Aのような質問が多かったように感じているが最近ではクラウドセール中一ヶ月毎日が株主総会のような状況になっているとも聞く。 質疑応答ではICO NEWSも質問を行った。 -クラウドセール後トークンの上場を持って価値が飛躍するのではないかと思うが、トークン上場後のトークンの価値の上げ方をどう考えているか? ALIS 安:私は前提が違っていると思う。というのも現状確かに取引所に上場して価値があがるケースが見受けられるが、本来は価値があるものが正しく評価されて取引所に上場を果たす流れになるべきであろう。 もちろんトークンの価値をあげる努力は行なうが、今後不確定な要素が強い為、実サービスでもトークン自体を欲しくなるようなサービス上の設計にしていく必要があると認識している。 Zilla フィリップス:B to Cなので、ユーザーが増えれば増えるほどトークンの価値があがっていくと認識している。 ファントムエーアイ 荻野:予測精度を上がっていくことでトークンの価値があがるように設計をしている。基本的に皆が欲しいものがトークンとしても価値があがっていくと思っており、そのようなサービスになるよう目指している。 河合弁護士:(今後のICOに関してクラウドセール後の)プロジェクトの進捗状況を適時開示のように公表していくことが大切で、そうしたトークンが評価されていくであろうと思っている。 まとめると 国内企業のそれもICOを行った企業とのパネルディスカッションイベントはあまりないだろう。フィンテック・暗号通貨に詳しい河合弁護士が同席したことでいわゆる国内でのICOに関しての法的な疑問に答えつつも、経営者としてサービスの本質的な価値をいかに高めるか試行錯誤していることがよく伝わってきた。 ファントムエーアイ社、Zilla社のICOがどのようになるのか見守りたい。

イベントレポート:エンジニアの為のブロックチェーン交流会「BlockChips #2」

暗号通貨への関心が高まる昨今、都内をはじめ各地でブロックチェーン・ビットコイン・暗号通貨に関する勉強会やセミナーが開催されている。それらイベントを紹介していく特集がこのイベントカテゴリーである。 BlockChips #2 2017年9月7日、BlockChips #2が青山スタートアップアクセラレーションセンターにて開催された。これはLine Pay株式会社の房安さん(以下ふっささん)が個人で始めたブロックチェーンエンジニア初心者向けイベントで、今回の開催は第二回となる。ふっささん自身はモデレーターを務めた。 今回の登壇者と内容は登壇順に以下の通りだ。3名ともスタートアップ企業で働くエンジニアだ。イベントタイトルに「エンジニアの為の」とある通り、参加者もエンジニアがほとんどだった。 1.西川達哉さん(株式会社dely)ー「イーサリアムについて」 -イーサリアムとは何なのか。スマートコントラクトとはどういった概念でブロックチェーンとどのように関わるかを説明いただいた。 2.森下真敬さん(Alta Apps株式会社)ー「分散合意形成アルゴリズム」 ー具体的にはブロックチェーンの分散合意形成アルゴリズムがどのような仕組みになっているかについて説明いただいた。こういった場合はどういう風に合意形成されるのか?など会場から質疑が飛んでいた。 3.宮本丈さん(株式会社CAMPFIRE)ー「bitcoinのマイクロペイメントチャネル」 -実際にビットコインを用いた単方向ペイメントチャネル・双方向ペイメントチャネルにおけるトランザクションについて説明いただいた。宮本さんの資料についてはこちらから見ることが可能だ。 まとめ 発表者に対して参加者からの質問が多く、初歩的な質問でも躊躇なく質問できる雰囲気であったことが印象的だった。また講演後は交流会の時間も設けられており、ブロックチェーンを理解する為にまず何を学ぶべきかなど参加者同士で積極的に情報交換をしていた。 こうしたイベントはまだ国内であまり数がないこともあり、どのイベントがどういったレベルの方を対象にしているかなかなか検討がつかないことがあるだろう。 イベント主催者のふっささんに確認したところ、BlockChipsに来て欲しい参加者は以下のような方々だそうだ。ぜひ参考にしていただきたい。 イベント対象者 : 興味があってこれから学ぼうという方、ブロックチェーンやビットコインにすでに触れたことのある開発者の方 知識レベル : ブロックチェーン初心者~中級者 次回開催は10月12日の19:00からスマートニュース株式会社にて行なうようだ。詳細・申込みはPeatix上のBlockChips #3から行って欲しい。
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